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11月30日

 師走イヴ。

11月25日

 写真撮りは無事終わりました。その写真はこちら(2.2MB)。

 さて、ここの雑記やトップページなどにたびたび「物産展」という言葉が出てきますが、物産展そのものは毎月のようにどこかで開催されております。でも、我が楢岡陶苑的には閑散期である冬の時期にしか出店できないのが現状です。そして、その物産展に出店する場合のメリットとデメリットを大まかにまとめてみると、

メリット
・売上が上がる
・県外の人に楢岡焼を認知してもらえる(宣伝)
・接客や販売技術の習得
・生産者の生の声をお客さんに伝えられる
・お客さんの好みや批判を聞くことができる
・仕事場を離れることによる気分転換
・珍しい買い物や美術館めぐり
友達との飲み会

デメリット
・交通費や宿泊費、輸送費などの経費
・最低1ヶ月前からの準備期間が必要(年末年始をのんびり過ごせない)
・出張中は製造作業ができない
・肉体的、精神的に疲れる


といったところかと思います。
昨年度、1月中旬に出店した川崎の百貨店では、売上がケチョンケチョンに悪くて惨敗しました。(それでも、過去にはもっとひどかった百貨店もありましたが)
今年度また出店しても、どれだけ売上を出せるか不安がありますし、そもそも更に売上が落ちる可能性すらあります。加えて、若手従業員の離脱や年末の大口注文、それに川越物産展(1/3〜8)との日程的余裕のなさを考慮して、

辞退しました、川崎物産展。
11月21日

 一昨日から、とても雪です。(日本語がヘン)

 例年ですと、11月の雪というのは降ってもすぐ消えてしまうのですが、今回は大雪となったためにしばらくは消えそうにありません。場合によっては根雪(春まで残る雪)になる可能性すらあります。
 というわけで、冬支度を急ピッチで進めておきました。冬支度と言っても、植木に雪囲いをするわけではなく、屋外に置いてある道具や原料を屋内に入れる作業が中心になります。でも、道具や原料を屋外に置いてあるということは、屋外で作業しなければいけない、あるいは屋外で乾燥させなければいけないがために置いてあるということです。それを作業半ば、乾燥半ばで屋内にしまいこんだために、後で更に一苦労が待っていることになります。...あまり先のことは考えたくありませんが。

 いずれにせよ、良い天気の予報は当たりにくく、悪い天気の予報は当たりやすいということに最近気づいたのでした。

 来年5月に開かれる東北十窯陶磁器展用の写真撮りを近々しなくてはいけません。でもデジカメは壊れたまま。先日、ちょっと分解を試みましたが、より小さなドライバーが必要になったので途中で諦めました。やはり、CDラジカセやテレビを分解するのとは違いますねぇ。とても細かい。やれやれ。どうしましょう、写真撮り。

11月14日

 先日の窯焼き第2ラウンドも結果は上々でした。一部、ご飯茶碗がいくつか失敗したけど(釉薬がちょっと厚かったという濃かったというか)。

 陶芸作品もよく焼けたようだけど、最近従業員欠乏症(謎)を患っているためになかなか手が回らないのであります。今月中に納めなくてはいけない品もいくつか抱えているし、年内に特注の湯呑みを1000個近く作らなくてはいけません。しかも、新年早々に控えている物産展の商品作りも並行して行わなくてはいけないし、その上...(以下省略)

 お昼休み、気分転換に手洗いで洗車したらとても楽しくなってしまいました。ついウッカリ、他人の車まで洗ってしまおうかと思ったほど。たまにはこういうことも必要ですね。
11月12日

 午前中に窯焼き終了。
 窯出しは明日の昼前後になるでしょう。つまり、丸々1日かけて冷ましていくのです。窯(の中)を冷ますということは、熱が外部に逃げることなので周囲が温かくなることを意味します。もし、窯場(大きな部屋みたいになってます)にある戸や窓を閉めたら、そこの気温がじわじわと上昇していくのです。窯の余熱を利用する、と言いましょうか。

 外は雨。天気予報では、しばらくはぐずついた天気になるとのこと。

 結論。
 作業着を洗濯して乾かすのには絶好の環境でした。
 ...3時間で乾きました。めでたしめでたし。

11月11日

 さて、そんなわけで(どんなわけだ?)また窯詰めしちゃいました。一部の陶芸作品など、先日の窯に入りきらなかった品をなるべく早く焼き上げたいと思ったからです。

 窯詰め作業をしていたら音花火が鳴り出し、その後ドドドド...というかゴウゴウ...といった騒音が聞こえてきました。何だろうと思って尋ねてみたら、近くのピラミッド(体育館ともいいます)でマーチングフェスティバルが開催されているとのこと。がんばってねー。よく知らないけど。

 新年1月3日からの物産展(in川越)に参加することにしました。

11月10日

 窯出し。

 会心の出来でした。
 と言うと大げさかもしれませんが、とにかく良く焼きあがりました。

 この、プレッシャーから開放された瞬間がたまりません。
11月8日

 今日、窯詰めして点火しました。点火したといっても、品物がまだたっぷり湿っているので(施釉したばかりなので)しばらくの間は窯の様子を見なくてはいけません。もしも急に温度を上げてしまうと、場合によっては釉薬が剥がれ落ちてしまって失敗作がたくさんできてしまう可能性があるからです。「釉薬が剥がれ落ちる」と言われてもピンとこない人が多いかと思いますが(そりゃぁひどい失敗作は世に出しませんから:p)、とにかく、場合によっては何十個、あるいは百何十個という単位で失敗作が生まれてしまう、とても怖い現象なのです。

 さて、今回の窯詰めでは急ぎの注文(割り込みとも言いいますね)を優先して詰めたのですが、その結果陶芸教室の作品が何割か詰めることができませんでした。1週間以内に、再度本焼きを行う予定ですので、不運にも今回の窯に入れられなかった品の作者は、申し訳ありませんが今しばらくお待ち下さいませ。
 と書いても、たぶんココは見てないのではないかと思いますが。(なら書くなよ)
11月6日

 先日まで製作していたものを、今日素焼きしました。素焼きしています、の方が正しいですが。

本来ならば、もっとゆっくり乾かします。でも今回は急ぎの品がいくつかあるので、ストーブの熱を利用して強引に乾かしてしまいました。無理な急乾燥は亀裂・歪みの恐れがあるので、良い子のみんなは真似しちゃいけませんよ。

あ、それと、良い子のみんなは陶芸体験の時にヘンな物とか壊れやすい物とかを作らないようにして下さいね。そういうのを作ってしまうと、後で素焼きの窯詰めをする人とかが泣いてしまいますので。

ぐすん...。
11月3日

 現在製作中の品物:[]内は製作数

・ロクロ目フリーカップ[210]
・おろし皿[35]
・朝顔マグカップ[40]
・ロクロ目マグカップ[40]
・ご飯茶碗(大)[40]
・ご飯茶碗(小)[45]
・合わせ湯呑み[35]
・朝顔ぐい呑み[50]

とまぁ、フリーカップ以外は数を少なめに、種類を多く作っております。
これだけの数と種類を一度に(数日かけて)製作し、乾いてきたら片っ端から削り仕上げ(取っ手をつけたりもします)をしていく、一つのサイクルになっています。
時期によっては、一サイクルで15種類以上の品を作るときもあるのですが、そうなると乾燥のコントロールやら作業の要領やらでパニック寸前になることもあり、注意が必要です。
11月1日

 いよいよ11月に入ってしまいました。今年も残り2ヶ月。というより、いつ雪が降ってくるかの方が心配ですが。

 これから冬に向かって、ますますお客さんも注文も減ってくるため、棚上げになっている注文はなるべく早くこなさなくてはいけません。

 秋田県物産振興会(財団法人)が来年度から民営化されるそうです。その団体は、秋田の物産品の販売や県外百貨店での物産展を企画したりしていたのすが、民営化されるとどうなることやら、って思います。特に物産展の方が。
 我々のような弱小企業は真っ先に切り捨てられると思いますし、それはそれで仕方のないことですが、いくら売上が少なくても楢岡焼を選んでくれたお客様は確実に存在するので、その方々の期待に応えられない・応えるチャンスがないというのは非常に残念ですね。

 話が前後してしまいましたが、今の時点で物産展出展の打診がないということは、出展リストに入らなかったということなのでしょう。まぁ今年度出展したところで、物産振興会民営化後にリスト漏れになることはほぼ確実なんじゃないかと思いますが。

 楢岡焼は百貨店を中心に売るものではないと思ってます。が、人々の動向を知ったり批判を受けたりする数少ない機会でもあったので、物産展というのは(売上は別にして)非常に貴重なイベントだと思っていたのです。
 加えて、外の空気を吸う・ほとんど会えない物産仲間と話をする・旧友と飲みに行く...などなど、個人的にも魅力的な要素がいくつかありましたし。

 今後どうなっていくか注目ですね。

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